日本語と日常、ときどき思索沼にずぶずぶと

日本語教師の、母親の、一個人の頭の中を綴ります

多言語環境にとびこめ!

私のデスクの社用パソコンにofficeが入ってなくて、やっと本日から使えるようになっていたはず…だったのが!

うちの学校はそもそも社長が韓国の方で、その関係もあってスタッフに韓国人が多数在籍していることから購入するのは韓国版のofficeなのでした。何を立ち上げても韓国語で表記されているので、とにかく降参。昔少しだけかじったので文字は読めるのだけど、読めても意味が分からねえ…。しかもキーボードで@が打てないし、IE検索エンジンも中国語サイトのだし、泣きが入りました。

割と負けず嫌いなので、こういう時はひたすら自分で検索し倒して自己解決へ突進します。途中、友人からGoogle翻訳アプリ導入のアドバイスも受け、順調に作業は進んでなんとか日本語入力をできる環境を整えました。

一番苦労したのはようこそ画面の設定言語変更と、キーボードを英文仕様から日本語仕様にすること。参照するところが微妙に違うので注意です。

 

ようこそ画面の言語の変更

コントロールパネル→言語→詳細設定→「ようこそ画面、システム以下略を適用する」→ポップアップウインドウの現在のユーザーを「日本語」にして「現在の設定のコピー先」の二つのチェックボックスをチェックする

 

キーボードの設定

PC設定→時刻と言語→地域と言語→表示言語「日本語」→ハードウエアキーボードレイアウト(ここを参照して、英文になっていたらレイアウト変更して再起動)

 

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ここまでたどり着くのに1時間半くらいかかりましたが、よく考えたら来日して日本企業に就職する方たちも同じ苦労をするわけです。今日のことはよく覚えておいて、ビジネスキルの授業でぜひ指導項目に取り入れようと思いました。

 

日本語教師は転んでも飯の種になるのです。

が、ただあったことをそのまま喋るだけでは芸にならないので、ちょっと考えなければいけません。officeを多言語環境で使うために何が必要でどのコマンドが必要か、その語彙を集めて体系的にリストアップして…これを教えるだけで薄いテキストが一冊作れそうな勢い。「教科書作りたいんですよ」が最近の口癖の私としては、ちょっと興味を持って取り組みたい分野なので、また新たな視点でパソコン触れそう。うきうき。